皆さんは「サバンナ説」とラベリングされるのには抵抗が有るようです。
しかし、アクア説、サバンナ説(サバンナ・森林モザイク説を含む)以外に、系統だって提唱された説が有ったら聞かせて下さい?
そもそもアフリカの地質学的な歴史からして、他にそんなには「人類起源説」は有り得ないのですよ。有ると仰るなら聞かせて下さい。
アフリカにサバンナが広がる前の時代に生きていたとされる、ラミダス化石(440万年前)が発見されたころから、そもそもヒトの起源としてサバンナ説はその根拠を失ったと言えます。
イーストサイドでもない、チャドで発見されたトゥーマイの発見で、起源説としてのイーストサイドストーリーは、完全にその基礎が崩壊しています。
提唱者のイブ・コパン自身、既に自説を撤回しています。
サバンナに限らず、木の上であれ、森林の中の平地であれ、どこであれ、他の動物は四足で何の不自由なく暮らしています。
私はmkさんの「ヒヒは直立二足歩行できる下地がなかったから直立二足歩行になれなかった。」とする書き込みに対し、「じゃあ、それによる不都合は何だ?」と聞きましたが、答えを頂けませんでした。
要するに、四足歩行である為に不自由なことなど、何も挙げられないのですよ。
しかし、現実にヒトは直立二足歩行を発達させた。
私はmkさんに対し、「混乱している」私に、その直立二足歩行に至る契機とその経過についての、混乱の無い、オッカムの剃刀の効いたシナリオを示してくれるよう、繰り返しお願いしてきましたが、今までに明確なお返事を頂いていません。
>雄さんは,行動様式や骨格について,プロコンスルと現生チンプで「大差ない」「区別できない」人
...とするsnさんでも構いません。
「行動様式の分類や認識があやしい」私に是非.........、
何故ヒトは楽園の森を捨て、サバンナに出なければならなかったか?
森の中で二足歩行を発達させたとするなら、どう言う隔離が有ったのか?
森の中であれ、サバンナであれ、ヒトはそもそも何故直立二足歩行などと言う、奇妙なロコモーション様式を選択しなければならなかったのか?
「分類や認識があやしい」私に、是非分かりやすく教えて下さい。
繰り返し述べているように、納得できれば直ぐに、mk教でもsn教でも、即座に宗旨替えをいたしますから。
その問題意識の前には、そもそも私にとって、共通祖先がチンプと同程度に二足歩行に洗練していようが、前適応が有ろうが無かろうが、クモザルがどうの、大した問題ではないのです。言わば瑣末な問題なのですよ。
サバンナ説、森林モザイク説、何でもいいです。どこで進化したとしてもいいですが、兎も角直立二足歩行の契機を説明できないアレコレの「説」に、人類起源を語る資格は有りません。
直立二足歩行に適応「出来た、出来ない」論は、もう結構です。私を非難するのもどうぞご自由に。
しかし、是非「何故、ヒトだけが直立二足歩行に進んだか、進む必要が有ったのか」その説明をお願いします。
立場は、サバンナ説であれモザイク説であれ、砂漠説であれなんでも構いません。
その説明として「アクア説」を一寸まとめようと思いましたが、又、こんなことで前に進みません。その件はなるべく近いうちに。
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