ヒト起源について-27

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>「アクア説は現状では科学者に相手にされていない」
「アクア説は科学的に支持される仮説ではない」
少なくとも現状では、ね
それを理解したうえでそれでも支持する(信じる)のなら構わないです。

 

最近の情報、論調に接していますか?

元々或る仮説が正しいかどうかは多数決で決まる訳ではないし、私にとっての関心ごとは「直立二足歩行の契機」であって、いくつか或る仮説の中で、私にとって生き残っているのが「アクア説」だと言うに過ぎません。

No-98で紹介したNHK番組の西ローランドゴリラの例もそうですが、今、人類の誕生と水辺を関連付けて説明している例は幾らでも有りますよ。特に「アクア説」と銘うってはいませんが。

ネ イチャーは、サイエンスやナショナルジオグラフィックなどと並んで、この分野で最も権威のある雑誌だと思いますが(ミケさんの言われる、掲載論文の査読も 極めて厳しい)、この2005年4月7日号の表紙は、復元されたサヘラントロプス・チャデンシス(トゥーマイ)の頭が、ボツワナのデルタ湿地、オカバンゴ を見下ろしている構図で飾られています。

元々トゥーマイの、700万年前と言う棲息年代の推定自体、同時に発見された水棲動物の指標化石によるもので、発見者のミシェル・ブルネ自身、最初のヒトはこう言った水辺で誕生したと考えています。ネイチャーの表紙はそれを反映したものでしょう。

アルデピテクス・ラミダスやカダッパの化石も、水草や湿潤な森林を示す状況の中で発見されています。
オロリン・ツゲネンシスも同様であり、アウストラロピテクス・アナメンシスもカナポイの、溢れ出るほどの水際の帯状森林に暮らしていたと見られています。

1990年代から相次いで発見された上記化石群の知見を踏まえての、最近の論文なり書籍なりを見て頂ければ、私の言っていることが、あながち見当外れでもないことがご理解頂けるでしょう。

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このページは、雄が2008年1月10日 10:23に書いたブログ記事です。

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