直立二足歩行、森、アクア説

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>RE ahさん

>また、レスがあまりに膨れ上がるのをなるべく避けるつもりで「今回は長文を書き込まない」としたのですが、御気分を害されたことについてはお詫びします。

私も未だ人間が出来ていなく、つい過剰反応に走ります。
こちらこそ失礼いたしました。今後も宜しくお願いします(って、そろそろこのトピについては、収束気味ですが)。

と言うことで、色々拘ろうと思えばこだわりたい部分も有るのですが、細かい部分について突っ込むのは止めておきます。

 

ただ一つだけ。
私は今回のトピの中で、アクア説そのものの主張は多分、一切していない筈です。
700万年前、物証もない中、そもそも何が有ったかハッキリしない中での、アクア説の主張などしたら、狼の中に肉を投げ込むようなもので、その対応にてんてこ舞いになるでしょう。
アクア説を正当化する為に、直立二足歩行獲得の契機・メカニズムを論じていた訳では有りません。ヒトの直立二足歩行はそんな矮小化されたものではない筈だからです。

ですから......、

>現在、二足歩行を主とする生物はヒトしかいませんが、そのために特殊な事情を敢えて考える理由があるか、そしてそのためにアクア説を持ち出す妥当性があるかどうか、という意味です。

...この批判は当たりません。
私が専ら議論の対象にして来たのは「森の中」です。水の中以前の問題です。

 

サバンナ説が破綻した今、大いに「森の中での直立二足歩行」獲得のメカニズムを論ずればいいでしょう。
しかし、ここでも見られたように、その説明はおそらく不可能です。私はそう思っています。

その後、否応なく次の要因を模索せざるを得ない段階に、進化人類学全体が進みます。
その時に、一つの有力な仮説としてアクア説が浮かび上がってくる。
前にも書いたように、私はそう予想(予言といってもいい)しています。

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このページは、雄が2010年2月24日 10:02に書いたブログ記事です。

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