asahi電子版
http://www.asahi.com/science/update/0815/TKY201208140654.html?ref=reca
から、そのまま転載。
人類がチンパンジーとの共通の祖先から分かれたのは、700万~800万年前だった可能性が高いとする研究成果を京都大など日米独英の共同研究チームがまとめ、13日付の米科学アカデミー紀要に発表した。これまでの分析より、人類の起源が早かったことになる。
研究チームは、ヒトと野生のチンパンジーの世代交代の年数、DNAの変異の起きる確率から祖先が分かれた時期を特定した。従来のDNA分析は両者が分か れたのは400万~600万年前としていた。しかし、600万~700万年前の人類化石がアフリカで見つかっており、時期にずれがあった。
研究チームは、チンパンジーの世代交代の平均年数をより正確に反映させ、精度の高い分析法で計算しなおした。その結果、700万~800万年前に種が分かれた可能性が高いとし、化石が示す時期が正しかったと判断した。
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