反共の闘士諸君と、東電

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既に指摘(予言)しておいた通り、当方からの繰り返しの具体的反論にも関わらず、出てくる話は「ワンパターン化された外国の例、それも主に昔話」ばかり。ホントにもう少し知恵が回らないものだろうか。

「民主集中制は悪」「民主集中制を採る共産党は独裁」との固定的先入観が、中身の具体的吟味抜きに結論として前提されているから、その内容を自分で考えることが無い。
反論されても反論されても、又同じフレーズの、スローガン的繰り返しのみ。

福島原発の危険性に関し、日本共産党の吉井英勝衆院議員や市民団体から、再三その危険性が指摘され申し入れを受けていたにも拘らず、「安全神話」の固定観 念の元、具体的な対策も事故を想定したマニュアルも、そもそもそれを自分で考えることさえ放棄して来た、歴代自民党政府、御用学者、東電、通産省などと、 考え方としては全く同じじゃないか。

 

    

 

本日(4月6日)付け朝日朝刊の1面に、「東電、設計不備指摘」の見出しと共に、正に吉井議員の指摘通りのことが、東電作成資料で指摘されていた、との記事が有った。
「何を今さら!!」と、改めて怒りが湧いてくる。

更に関連して2面全部を使い、「非常設備は改修せず」「大工事になり金かかる」の見出しを掲げ、その対策がされなかった理由が書かれている。
原発の津波対策に関してのやり取り部分を、正確を期すためそのまま以下に引用する。

(ここから引用部分)
東電の中堅幹部がかっての上司に「なぜ改良しなかったのか」と聞いたところ「後から高くすると、当初の津波対策は甘かったと言う指摘を受ける。それを避けたかった」と言うことを言われたと言う。
この中堅幹部は「非常用発電機を原子炉建屋に移すことについても、同じ考えが有ったと思う」と話す。
(引用終わり)

「恥 を知れ!!」と、目の前にこの上司なる男がいたら唾を吐き掛けただろうが、「安全神話」と「反共」と、言葉は違っても、根拠のない固定観念に寄りかかり、 自分で何も考えず、そこから一歩も前に踏み出すことの無い点で、この東電幹部とこの掲示板の反共の闘士諸君はピッタリ重なって、私には見える。

ここまで言われて若し怒らないとしたら、日本男子・大和撫子の風上にも置けないと思うし、若し言われて悔しかったら私が具体的に反論・提起した次の問題に、正面から逃げずに答えるべきだろう。

http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=GN&action=m&board=1835217&tid=a5dea5ka5afa59a4h1j3xa1a28bdbe&sid=1835217&mid=101#under-deli

http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=GN&action=m&board=1835217&tid=a5dea5ka5afa59a4h1j3xa1a28bdbe&sid=1835217&mid=102

http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=GN&action=m&board=1835217&tid=a5dea5ka5afa59a4h1j3xa1a28bdbe&sid=1835217&mid=115#under-deli

http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=GN&action=m&board=1835217&tid=a5dea5ka5afa59a4h1j3xa1a28bdbe&sid=1835217&mid=118


今 現に、ロシアや中国で無く日本の国に住んでいて、今回の原発事故で如実に示されたように、日本の政治の結果に(支持政党の如何に関わらず、お互い)否応な く命運が左右され、逃げることの出来ない言わば運命共同体的立場でありながら、壊れたレコードじゃ有るまいし、「中国が……」「スターリンが……」と、外 国の例だけ、それも借り物のスローガンしか言えない。

社会主義・共産主義に反対し、共産党を批判するのは多いに結構だとして、文句が有るのなら何故直接、日本共産党の方針や政策に立ち入って、具体的な批判が出来ないのだろう。

「国民はそのレベル以上の政府を持てない」との言葉が、この板の反共闘士諸君を見ていると、正にむべなるかな、と思えてならない。

    

 

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このページは、雄が2011年4月 6日 11:14に書いたブログ記事です。

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