http://www.asahi.com/international/reuters/RTR201202230107.html
2012年8月25日付、新聞赤旗の「ニュース問答」と言う、囲み記事の中で、「人類祖先の出現はこれまで考えられていたより早いと言う研究結果」が掲載されていた。
700~800万年前
京都大学の研究者を含む国際研究グループがDNA解析等の結果、チンパンジーの祖先と分かれたのは、700~800万年前だったと、アメリカの科学誌に発表した。
これまでは400~600万年前とされていたから、200万年以上遡ったことになる。
今回の研究ではゴリラの出現時期も200万年早まり、1000万年前とされた。
世代交代の年数
従来の年数想定も、DNA解析を元にしていたが、今回の結果は、チンパンジーや人類の世代交代の年数を精度よく求めた結果による。
今世紀に入って600万年前後や700万年前のものとされる、3種の猿人化石が見つかっている。
アルディピテクス・カダバ
オロリン・ツゲネンシス
サヘラントロプス・チャデンシス
これらの化石の推定年代と、従来の分岐年代との食い違いが出てきていたが、今回その整合性が取れるようになった。
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