>RE gbさん
>ハダカ
http://6609.teacup.com/natrom/bbs/10294
こちらを再読下さい。
>>無毛性について一言だけ言うなら、アクア説を採れば、ヒトだけの特殊性を主張できます。
>>しかし森林説を採る限り、「何故ヒトだけが」「そんなに適応的なのであれば、何故他の種にそれが発達しないのか」と言う、特有のジレンマがここでも発生します。
>>それに、森の中で裸のサルは、より一層考えにくい。
これしか述べていません。
繰り返し述べているように、700万年前何が有ったかを特定するのは困難です。その中での個別の事象について、細かい議論をしてもあまり意味は無いと思っています。
事実、アクア説そのものについての具体的な主張を、ここでは一切して来なかった筈です。
ただアクア説の場合、仮定としては色々想定できるので.........、
例えば、一旦無毛の方向に進化し始めた場合、今度はオスメスともに、その方向に性淘汰が働き、一定の時間的経過を辿って今の状況になった。とか。
それより他人に答えさせるだけでなく、gbさんはどう思っているのですか?
ラミダス猿人の復元模型から始まって、今の人間の無毛は何時、何処で、どう言う理由でなったのか?
gbさんの対案を、勿論仮説で結構です。お聞かせ下さい。
多分この答えも又、森の中には無い筈ですよ。
>二足歩行
>森の中で始まった、「現生人類と比べれば未完成な」2足歩行が、その後サバンナに進出したことによって洗練されたと考えてもいいんじゃないですか?
ひとえに「最初の1歩」が問題なのです。
「アルディが、或いはトゥーマイが直立二足歩行をしていた」と言う時、仮にどれ程「「現生人類と比べれば未完成」で有っても、それは類人猿が時折見せる、直立、二足歩行とは、質的に異なる状況を言います。
大腿骨の化石1本有れば、その違いを判別できる程度に、全身骨格の変化を伴った状況です。トゥーマイの場合頭蓋骨の形が変わっています。
その「最初の1歩」が、何時、何処で、どう言うメカニズムで始まったか?
それが問題なので有って、それさえ解明されればその後、サバンナで有ろうが森の中で有ろうが、或いは現在のアスファルトの上で有ろうが、それは二の次です。
その意味で人類の全歴史は、直立二足歩行に「洗練」している過程だと言えるでしょう。
人類は未だに腰痛やヘルニア、メスの難産など、直立二足歩行に伴うトラブルを克服しきれていません。
今だって直立二足歩行の達人たちは、100メートルを10秒切る早さで移動することに「洗練」している過程だし、スケートを履いて氷の上で4回転のジャンプをしてから、転ばずに氷の上に立つよう「洗練」している過程だと言えるでしょう。
栄光の過去に拘りたいお気持ちが分からなくは無いのですが、そろそろ「サバンナ」からは脱した方がいいんじゃないか、と思う「今日この頃」。
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