>ソ連の学者どもより自らの方が正しいと自負される老社会主義者は「私の論理に矛盾はない」とか、
>まさしく、矛盾の内在を必然とする科学的社会主義の立場からはお笑いのことを仰せになり、学生達の失笑を買ったのは今も学内では語りぐさです(No.97)。
その「老社会主義者(若しかして不破さんのことかと思うけど)」が何を言ったか分からないが、具体的に示して貰えれば、多分私ごときでもその解説くらいは出来ると思うので、是非具体的に示して欲しい。
ここでは一般論としての「矛盾」「絶対的真理と相対的真理」について………。
http://y-ok.com/philosophy/philosophy-1/contents-20.html
「矛盾」の無い「絶対的真理」と言うのは、幾らでも有り得ますよ。
例えば「ダイヤモンドと黒鉛は、どちらが硬いか?」と言う問題に対しては「ダイヤモンドが硬い」と言う解答しか有りません。
これ以外の、又これより深く進んだ真理は有り得ません。つまりこの問題に限って言えば、この回答は「絶対的真理」です。そこに矛盾も有りません。
しかし、「ダイヤモンドと黒鉛の硬度比はいか程か?」を問題にし始めたら、これはその時々の測定機器の発達に依存した「相対的真理」しか示すことは出来ません。
大事なことは「相対的真理」で有っても、絶対的真理への限りない過程の系の中に有るのであって、その意味でやはり真理なのです。
この系を外れた所に、例えば「神のみぞ知る」等と言うところに解答を求めてはいけない、と言うことです。
「矛盾の内在」にしても「絶対的真理と相対的真理」にしても、やはり借り物の理論でなく、客観的実在に立脚しつつ、自分の頭で考えたものを提示して欲しいと思う「今日この頃」。
コメントする