多摩湖自転車道-3(馬の背から境浄水場)
多摩湖自転車道起点(終点)まで
撮影Map
クリックするとGooglemapと連動して表示されます。
2018年、突然Googlemapでの表示が不調となり、解決の方法も有りません(Googleの仕様変更かも)。しかしmap上の位置関係は判別できますので、引き続きそのまま表示します。
前回ここまで
石神井川の谷(仮称)と馬の背
多摩湖自転車道の通る武蔵野面は比較的平坦な台地が広がっていて、ここまで殆ど高低差のない平坦な道が続いてきたが、一ヶ所ここで谷筋の地形となる。私が勝手に「石神井川の谷」と呼んでいるこの場所。
その谷を土盛りによって平坦を維持しているのが「馬の背」。やはり水をスムーズに通すには、直線であると共に高低差(凸凹)の無い平坦なコースが必要なのだろう。
尤も「石神井川の谷」とは言っても、この谷筋は石神井川が削って出来たものではなく、武蔵野台地形成の過程で古多摩川が削ったものだろう。その谷を、廻りからの湧水を集める形で石神井川が流れているのだと思われる。石神井川が削ったにしては谷幅が不相応に広すぎる。こう言うケースは野川や黒目川など、武蔵野台地の至る所で見受けられる。
馬の背の上は自転車通行禁止。
このエリアの地形図
クリック、拡大表示でご覧下さい。
石神井川上流部
写真のほぼ中ほど、右から石神井川が馬の背をくぐり、左に抜けてゆく。
馬の背にぶつかり、トンネルでくぐる石神井川
下流側
※ 石神井川上流端
馬の背から500メートル程上流(西側)、小金井公園の北脇に「しゃくじい川 上流端」の看板が有る。しかし実際はそれよりも上流から始まっているが、嘉悦大学の敷地になっていて辿ることは出来ない。
石神井川を超えて、谷も次第に浅くなり、馬の背も終わる。
「石神井川の谷」終わり
再び平坦な直線道路が続く。
この辺、かって石川島播磨重工業の敷地だったらしい。
多摩湖自転車道、終わりに近づく
多摩湖自転車道起点(終点)
上流から辿って来た今回のコースからすれば終点なんだが、1キロメートルごとに表示されている里程標はここを起点にしているようだ。
前方、井の頭通り
多摩湖自転車道の終わりは、同じ水道道路である井の頭通りの起点でもある。ここで二つの道が切り替わる。
千川上水
又この場所は、境水衛所で玉川上水から分水された千川上水が交差している。
上流方向
下流方向
井の頭通り、ここが起点
境浄水場までの導水管は、車の往来の激しい車道でなく、おそらく歩道とその脇を通っているのだろう。
堺浄水場西交差点
道路を超えて正面が堺浄水場。導水管はこの正面から浄水場に引き込まれていそう。
多分この辺が導水管の取り入れ口だと思うのだが。
堺浄水場脇の歩道と、井の頭通り
歩道脇のフェンス越しに見た浄水場風景
浄水場脇の歩道は約780メートル程続く
境浄水場東端
井の頭通りと都道12号(新武蔵境通り)が交差している。
信号を渡って境浄水場を振り返る。
水道道路としての井の頭通り
境浄水場を超えても井の頭通りは真っすぐ続く。今有数の幹線道路になっているこの通りも、元々は境浄水場から和田堀給水所への導水路だった。交通量の増加により路面を整備強化して道路としたもの。当初は「水道道路」と呼ばれていたようだ。
多摩湖自転車道ここまで
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