野火止用水-4(新座市内)
野火止の地を潤す野火止用水
野火止用水はその名が示す目的の地、野火止(現在新座市)に入る。
こちらの水路図で分かるように、野火止に入った用水は鹿の角のように枝分かれしてこの地を潤していたようだ。全てを辿ることは不可能なので、新座市内でハッキリ痕跡が残っている水路跡を見てみる。
このコースは新座市が設定している「野火止用水ふる里小道」とほぼ重なる(下掲写真参照)。又、歩いている時には気が付かなかったがこのコースの至る所に、鉄腕アトムの幟が立っていてそのコース上であることを教えてくれる。
新座駅前の「野火止用水散策マップ」
撮影Map
クリックするとGooglemapと連動して表示されます。
2018年、突然Googlemapでの表示が不調となり、解決の方法も有りません(Googleの仕様変更かも)。しかしmap上の位置関係は判別できますので、引き続きそのまま表示します。
前回、ここまで。
国道254を超えてこの先で野火止用水ふる里小道が始まる。
野火止用水せせらぎと遊歩道(ふる里小道)
小公園風なこの場所で野火止用水(せせらぎと遊歩道)は二つに分かれる。このまま真っすぐ続く、いわば本堀。写真左に分かれて新座駅方向に向かう堀。
志木に向かう本堀
最初に本堀(と言っていいと思うが)跡を辿る。この流れは志木を経てかっての引又川(現在の新河岸川か?)に流れ込んでいたようだ。
現在暗渠跡が志木の手前までハッキリした形で見れる。
道路を斜めにくぐる。
バス通りを超えて
整備された遊歩道とせせらぎが続く
せせらぎの終焉
前方、県道109にぶつかり、その手前でせせらぎは終わる。
暗渠上の遊歩道
県道109(旧川越街道)を超えて、白洋舎の脇から暗渠となった野火止用水と、その上の遊歩道が続く。
武蔵野線を超える
住宅街を縫って暗渠と遊歩道が続く
前方でクランク状に、右に曲がりその後左に曲がる。
一旦一般道に紛れるが………、
再度ここで顔を出す。
アトムの幟が遊歩道で有ることを教えてくれているのだが、歩いている時には気が付かなかった。
遊歩道終焉
遊歩道として整備された道はここで終わる。この先も野火止用水暗渠は続いているのだろうが、痕跡が見られなかった。今回ここで終了。
遠方、志木市街。
新座駅に向かう「野火止用水ふる里小道」
小公園風な分岐地点に戻り、新座駅方向に続く水路を辿る。水路はここで分かれて写真左に続く。
こちらも良く整備された遊歩道。
新座駅南口公園
親水公園風な場所
上の小公園を、下流側から
新座駅が近づく
この先、水路は狭くなり水量も少なくなって水の流れの方向が分からない。
逆に駅の水車からの水で、流れの方向が逆になって来たように思う。
新座駅に出る
駅前広場と水車モニュメント
今回、ここで終了
近くを通った地元の人に聞いたところ、線路を超えて駅裏に続く水路はないそうだ。と言うことでここで終了とする。
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