御岳山、御嶽神社

 

 

御岳、御嶽

山は御岳山だし、駅も御岳駅、でもGoogle mapには御嶽と有るし。御岳駅すぐ前の多摩川は御岳渓谷、御嶽渓谷でもいいらしい。神社は御嶽神社、でも御岳神社でも間違いはなさそう。どう使い分けをすればいいんだろう。単なる略字ということか?

御岳の魅力は多様だ。
御岳山への登山、山頂の御嶽神社と周辺の山岳集落。取り分け御岳渓谷の、巨岩を洗いながらの清流と周囲を彩る四季それぞれの植生、特に秋の紅葉。味気ない三方コンクリート護岸の河川を見慣れている東京人に取ってこの景色は心洗われる。

御岳山と御嶽神社、御嶽渓谷の2回に分けて歩いてみることとする。

    

 

御岳駅から滝本まで

滝本はケーブルカーの乗り場でもあり、登山道の登り口。同時に御岳駅からのバスの終着地点でもある。
今回は歩いて行ってみた。徒歩では4、50分のコース。

御岳駅

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御岳橋からの多摩川(御岳渓谷)

御岳駅すぐ前の御岳橋から、御岳渓谷を見下ろす。

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鳥居をくぐって滝本へ

目の前の道路を右に行くと奥多摩方向。御嶽駅から滝本への定期バスもこの道を通る。ここに中野停留所。
奥多摩方向への道路から右下に、御嶽渓谷に繋がる細い道がついている。

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滝本への道

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途中に立派な門のようなものが見えた。
くぐってみると構えは立派な家が有ったが、どうも人が住んでいる気配がない。

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茅葺屋根

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こちらの屋敷には人が住んでいるようだった。

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なんとなく社務所のような雰囲気の建物

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ケーブルカー滝本駅

このすぐ奥に鳥居が有って登山道が続く。 大半の人はケーブルカーで山頂に向かう。
下山しての帰り道、この道路に駐車場空きを待つ車列が2キロほど並んでいた。

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登山道

鳥居の右側は大イチョウ、左側は杉の巨木

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杉の巨木

ここから杉並木の間を登ってゆく。杉には山頂から順に番号が付けられている。この巨木がラストナンバーらしく、ちなみに番号は784になっていた。

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登山道

あまりそう見えないが結構勾配がある

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山上の住民の駐車場か?

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ケーブルカー

2ヶ所ほどケーブルカーの近くを道が通る。勾配の程度が分ると思う。

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生活道路

登山道は又山上の住民にとっての生活道路でもある。時折軽トラックなどが通る。前回登った時には女子高生がこの急坂を原付バイクで駆け下っていた。

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ところどころに立っている案内

 

うまたてば

下の札にはこう書いてある。

ここは馬を立てておく(休憩させておく)場所で有ったようです。電車も車等もない時代、人の旅は歩くのがほとんどでしたが、荷物の運搬には「馬」が使われていました。
ケーブルカーの開通(昭和十年)以前、御岳山には人間のみならず、馬も登山していました。

じゅうやっくば

同じく

この辺りは、じゅう薬(ドクダミ)がたくさん生えていた窪地だったため、こう呼ばれました。ドクダミは、たべてはげ熱・げ毒によく、塗っては虫刺され、虫よけに、せんじて飲めば、カゼや便秘に効く「十薬・重薬」と書かれるように、薬草として大切にされてきました。きっと旅には、欠かせなかったでしょうね。

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御嶽神社、山岳集落

集落内に入る。

集落に入ってから神社まで15位か_MG_2338.JPG

 

ふれあいセンターわきのカエデ

「御嶽学校の跡」の碑が建っている。かってここに学校が有ったのだろう

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由緒有りそうな屋敷

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側面

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都心方面遠望

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神代欅

樹齢1000年を超えるらしい

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門前の「商店街」

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大鳥居と随身門

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御嶽神社

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宝物殿

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本殿の裏側に回って

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境内から見る都心方面

東京スカイツリーもかすかに確認できる。夜景がきれいだろうな。

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大岳山方面への道

写真中央部に別な山岳集落らしきものが見えるのだが………。

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山の上の集落と山の上の自動車

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