蛇崩川緑道
世田谷三大緑道の一つ、蛇崩川
蛇崩川と蛇崩川緑道
世田谷の馬事公苑付近を源流とし、目黒川にそそぐ蛇崩川。その目黒川にそそぐ僅かな区間を除いて今殆どが暗渠となっているその上が、約3キロメートルの緑道となっている。蛇崩川緑道は、北沢川緑道、烏山川緑道と並んで世田谷三大緑道と呼ばれているそうだ。
地形図
撮影Map
蛇崩川開口部
北西から南東に流れる目黒川。そこに掛かる東急東横線の橋と中目黒駅(正面)を下流側から見たところ。
左奥から蛇崩川が目黒川に注ぎ込む。
この区間だけ僅かに開渠となっている。
川底が赤っぽいのは、火山灰由来の鉄分を含んだ関東ローム層を通って湧き出した水によるものだろう。
山手通りを越えて
中目黒駅脇
東急東横線をくぐって反対側に出る
緑道っぽい佇まいとなる
中央左側の施設は、暗渠に降りる点検口なのだろう
駒繁神社
神社手前の小公園
緑道に戻って
国道246にぶつかって、一旦迂回
歩道と共有状態に
右に入り、再び緑道風に
突如、鉄のオブジェが出現
僅かな間だが水の流れ
やっぱり癒される
右側松ヶ丘小学校、左側世田谷区立中央図書館
都道427
東急バス鶴巻営業所(右)
なお「水のない水辺」サイト様によると、バス車庫は暗渠シンボルの一つなんだそうだ。かっての湧水地は湿地が広がり開発が遅れた。近年開発が進んだ中で、この湿地跡は広い敷地を確保する上で恰好な場所だった、とのこと。
こちらもそう。
蛇崩川緑道はここで一旦終了
東急バス鶴巻営業所裏
蛇崩川緑道の痕跡はここで僅かな痕跡を残すのみで、更に上流部は分からなくなる。
通りがかりの地元の人に聞いてみても、バス営業所から下流側は分かるが上流側は見たことが無い、と言う。
ここから500メートル程で、源流とされる馬事公園に至るが、ここで緑道を辿るのは諦める。
近くの小公園に大山街道旅人像
大山街道との交差する場所で、史跡としてもそれなりの所らしい。
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