野川-7(甲州街道馬橋から多摩川合流)
甲州街道、馬橋
ここからスタート
馬橋上から下流方向
前方、京王線の鉄橋。
野川橋たもと
小金橋と昔の野川
小金橋付近の野川は調布市と狛江市の境界をなしている。小金橋の狛江川から「昔の野川」が始まる。つまり現在の野川は、洪水防止などの為の河川改修の結果。
昔の野川についてはこちら。
昔の野川
昔の野川が「野川緑地公園」として遊歩道になっている。
今の野川に帰って
深大寺の少し上流付近で、それまで国分寺崖線に沿って流れてきた野川が一旦崖線から離れる。
都道114に掛かる野川大橋付近から又崖線が近づいてくる。それは同時に崖線を切り裂く形で流れてきた入間川が野川に合流する地点でもある。
入間川合流
入間川については、こちらに少し
かって、今の野川の下流部は野川としては無く、入間川の流路となっていたらしい。河川改修など幾多の変遷を経て現在は野川として流れている。その辺の事情は「昔の野川」参照のこと。
谷戸橋と谷戸橋地区センター
国分寺崖線を背に、谷戸橋地区センター、かわせみ館。周囲は公園風。
世田谷トラスト街づくりビジターセンター
あれは何だ!!
谷戸橋地区センターの対岸には高さはそんなに無いが、幅の長い大きな建物が見える
小田急、北見車両基地ときたみふれあい広場
対岸の施設が徐々に大きく見えてくる。
対岸に渡ってみて分かったことだが、小田急の車両基地なんだそうだ。その上を借用して地域のふれあい広場にしたものらしい。
きたみふれあい広場
建物の上とは言え、相当広い。
電車の引き込み線
小田急線北見駅からの引き込み線が見える
ふれあい広場からの野川と国分寺崖線
野川に戻って
小田急線
左側、北見駅。ここで車両基地への引き込み線が分岐。
後半地形図
クリック、拡大表示でご覧ください。
次大夫堀公園
次大夫とは六郷用水掘削の奉行を務めた小泉次大夫のこと。
六郷用水は現在の狛江市で多摩川から取水し、そこから世田谷区を通り、大田区に至る用水路で、延長23km、玉川上水に半世紀も先立つ1597年から14年をかけて開削されたという。現在はその任が終了し、宅地化とともに大半が埋め立てられたり雨水用の下水化して流路を辿ることも難しい。
しかしその一部は現在、丸子川として保存されているし、ここ世田谷区喜多見では野川からの取水(ポンプアップ)により用水が再現されて次大夫堀公園となっている。
六郷用水(次大夫堀)については、こちら。
流れが見えるが、これはポンプアップによるもの。
この水が公園全体を潤し、又野川に戻る。
民家園風
民家園
幾つかの民家が有るが、別々な場所から移築したもの。
土蔵
勿論靴を脱いでだが、自由に入って見学できるようだ。
イベント
単に展示しているだけでなく、この古民家を利用して色々なイベントがなされているようだ。
この日は、酒、及び蕎麦に関する催しが見られた。
こちらは蕎麦の催し
民家の中でまきを燃やしていることでの煙。
下流側の次太夫堀
少し間をおいて、ここにも次太夫堀公園。ここで野川に排水する。
野川に排水
野川に戻って
仙川合流
仙川は野川最大の支流
世田谷区蒲田四丁目で、仙川は都道11号線(多摩堤通)をくぐって野川に合流する。
しかし今回は大規模な工事で全部蓋がされており、全体像が分からない。
……と言うことで、以前撮った写真を以下掲載しておく。
左側の道路が都道11号線(多摩堤通)
114号線に掛かる歩道橋の上から
野川水道橋
多摩川合流地点が近づく
玉石を固めたような堰堤も趣が有る。
二子橋
多摩川と野川両方に掛かる二子橋と二子玉川緑地運動場。
兵庫橋
東急田園都市線二子玉川駅
多摩川合流
トラックバック(0)
トラックバックURL: http://y-ok.com/mt-tb.cgi/794
コメントする