2022/2 美濃三大不動 プラス

 

美濃三不動 プラス

岐阜県第3番目の人口を持つ各務原(かかみがはら)と、7番目の関市に挟まれて、標高350メートル程の低山・丘陵地帯が広がる。「関南アルプス」・「各務原アルプス」等、やや身分不相応な愛称で呼ばれている。確かに標高は決して高くはないが、山を形造っているのは「チャート」と呼ばれる古くて硬い岩の地層で、その為風化侵食を免れ、荒々しい肌を見せる山塊として残っている。岐阜城の建つ金華山も同じチャートの塊で、その点では本場アルプスの風貌と似ていると言って言えなくもない。

この地を走ると多くの修験道系寺院が見られるが、それもこの荒々しい山肌を持つ山容が修験者を引き付けたのかも知れない。
特に目立つのが不動尊で、美濃三大不動(迫間不動・日之出不動・山中不動)と大岩不動が、半径1㎞程の範囲に建っている。岩の山肌に沿って境内が広がり、岩そのものを本尊としたり岩に穿かれた穴の中に祀ったりと、ここではやはり岩と切り離せない。

 

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