紅葉の御嶽渓谷-1(川井~御岳)
御岳渓谷-巨岩と清流、彩どる紅葉
東京随一の紅葉
あくまで「東京で」と言う前提付きで(上高地や奥入瀬には適わない)、御岳渓谷の紅葉は一番だろう。
深くV字型に削られた谷筋に転がる巨岩とそれを洗って流れる豊かな清流とセットで、御岳渓谷はこの時期一層輝く。
世界でも有数な規模を持つ首都圏の、都心から電車で1時間余りのこの自然景観は、他の国の首都にはあまり無いものじゃないか? 東京は奥が深い。
青梅線御嶽駅を中心に、多摩川の両岸を合わせれば10キロメートルを超える遊歩道が整備されている。
人工物ながら何本かのつり橋や、この地に集中している幾つかの美術館なども趣を添える。洒落た感じの飲食店も点在する。
川と言えば三方コンクリート護岸と、味気ない切梁(堀の上の、梯子状のつっかい棒)を見慣れている都心から離れ、快晴の中、久しぶりに紅葉真っ盛りの渓谷美を堪能してきた。
地形図
クリック、拡大表示でご覧ください。
撮影マップ
クリックするとGooglemapと連動して表示されます。 (2018年、突然Googlemapでの表示が不調となり、解決の方法も有りません。しかしmap上の位置関係は判別できますので、引き続きそのまま表示します)。
川井駅からスタート
無人駅。
この辺、青梅線が山の中腹を走っていて、駅から大分下って青梅街道に降りる。
多摩大橋
青梅街道から多摩大橋を渡り、対岸から多摩川に降りたところに、川井キャンプ場がある。最初ここが御嶽渓谷遊歩道へのアプローチになるのかと思って降りてみた。
川井キャンプ場の紅葉
多摩大橋からの眺め
青梅街道を下る
実は川井駅から直ぐに、多摩川沿いに下れるものだと思っていた。しかしこの辺遊歩道が無く川に沿って歩くのは不可能だということが分かった。
止む無く一旦青梅街道に戻って、川への降り道を探しながら歩くこととする。下の写真はその途中で「若しかして?」と立ち寄ったところ。しかしここもこの先通行不可能で、再度上に見えている青梅街道に戻って歩くことになる。
青梅街道を下る
多摩川は遥か下
時折見える木立からの川面を横目に、青梅街道を下る。
せせらぎの里美術館・御嶽渓谷遊歩道
ここからようやく御岳渓谷の遊歩道が始まる。
このまま青梅街道をもう少し下ると、御岳美術館もある。
せせらぎの里美術館脇を通って御嶽渓谷遊歩道へ
御岳渓谷スタート
奥多摩フィッシングセンター
清流
この豊かな清流有っての「御嶽渓谷」
遠方、最初の吊り橋・神路橋が見えてきた
御岳山への道
写真中央の道を行くと、滝本ケーブルカー駅・御岳山への登山道(都道201)の分岐点に出る。
神路橋
頭上、神路橋
神路橋からの御嶽渓谷
遊歩道を下る
ロッククライミングの練習
巨岩の風景だなあ。
対岸、御岳苑地の紅葉
御岳渓谷は又、カヌーのメッカ。ここはカヌーの乗り場、搬送の拠点にもなっている。
杣の小橋
遊歩道を繋ぐだけのつり橋。しかし何とも風情がある。
橋の上からの御嶽渓谷
下流側から振り返ってみる杣の小橋
御岳大橋が見えてきた
御嶽駅と御岳大橋
御岳大橋からの上流方向
下流方向
見えているつり橋は、御岳小橋。その下に河原公園風なエリア。
玉堂美術館
多摩川の右岸、御岳小橋を渡ったところにある川井玉堂の美術館
御岳小橋
御岳小橋から見た御岳大橋
御嶽駅前の河原公園
御岳大橋と御岳小橋の間の河原公園。ここから上がった青梅街道沿いにコンビニが有ってビール(発泡酒)とつまみを買い、この河原で何度もを呑んで休んだものだ。
河原からの玉堂美術館
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