谷沢川-3(中流域、3本の支流)
田頭溜池支流、天神溜池支流、砧公園下の支流(それぞれ仮称)
世田谷区上用賀4丁目20、関東財務局用賀住宅付近からの支流、世田谷区上用賀1丁目8の天神公園(天神溜池跡)に端を発する支流、東名高速道脇(おそらくかっては砧公園南端から発していたのではないか)から始まる砧公園下の支流を辿る。
源流部ルート
撮影Map
クリックするとGooglemapと連動して表示されます。 (2018年、突然Googlemapでの表示が不調となり、解決の方法も有りません。しかしmap上の位置関係は判別できますので、引き続きそのまま表示します)。
田頭溜池支流
田頭溜池支流末端
この細い暗渠が田頭溜池支流の終端。ここに合流する。
上流方向
上掲写真の合流地点から、上流方向を見る。
田頭溜池支流源流部?
源流部と思われる地点から下りながら辿る。
ここは世田谷区上用賀4丁目20、Googlemapで見ると関東財務局用賀住宅となっているが、現在使用されていない様子。
この付近に「田頭溜池」と言う、湧水や雨水を集めての池が有ったと言う。
暗渠蓋を確認
道を渡って右側へ
区画化された道路に沿って、暗渠も直角に曲がりながら進む。元々の水路が直角に曲がっていた筈はないから、当然市街化に伴っての付け替え水路になっているのだろう。
道路から離れて
こう言う暗渠道を見つけると嬉しくなる。
ここで道路に出て左に曲がる。
合流地点
前方右側に用賀中学校。その手前で右側から来た水路と合流、用賀中学校脇を真っすぐに進む。
天神溜池支流(仮称)
次に上用賀1丁目の天神公園にかって有ったらしい、天神溜池に端を発する支流を源流から辿る。
天神公園
天神溜池跡の石柱が建っている。
細い暗渠道
天神公園と道を挟んで反対側に水路の痕跡、暗渠道が有った。だが立ち入り禁止。
少し前まではこの区間、細いながらも開渠で水が流れていたらしいが、数日前の工事で蓋がされてしまった。蓋もフェンスも真新しい。
反対側(下流側)から
ここで暗渠は右に続く(写真では左)
歩道の一部だが、暗渠の部分は区別されている。
写真左端で、歩道上の暗渠が終わり、ここで道路を超えて右側に移る。
暗渠道は写真正面の工事現場の細い隙間に入る。当然進入不可。迂回して反対側に回る。
上掲写真の反対側。雰囲気は中々。
暗渠道は下流へ続く。
住宅脇から一般道路に出る。ここで道路に沿って右折。
上の写真を道路側から見たもの。右側から出た暗渠が道路に沿って続く。
用賀駅周辺商店街
市街地に入っても暗渠はハッキリ識別できる。
用賀駅の脇を通る
田中橋に向かう
田中橋
ここで開渠として顔を出す。
砧公園下の支流(仮称)
次に支流としては一番下流側に合流する「砧公園下の支流(仮称)」。
前方、砧公園。上は東名高速道の高架。
おそらく元々は砧公園の南端、少し谷地になっている辺りが源流だったのではないか。今、この写真の後ろ側から暗渠の痕跡が始まる。
暗渠道の始まり
朝日新聞総合住宅展示場ハウジングプラザ瀬田
暗渠は住宅展示施設の敷地に入ってゆく。
環状八号線
環八にぶつかり、超える。
暗渠再開
環八を超えて暫く痕跡を見失う。住宅街の道路脇で見つかる。
住宅の脇に入る暗渠
道路を超えて続く
トラックで見通しが効かないが、この先東名高速道の高架と、谷沢川の南橋
南橋
南橋は田中橋の一つ上流の橋。ここに幾つかの支流が集まり一つ下の田中橋から開渠となる。いわばこの橋が谷沢川本流としての始まりと言えるのだろう。
北側(上の写真の反対側)からの南橋
現在橋の痕跡、それも片側だけが残っている。
写真前方、南橋の向こう側から、砧公園下に始まる源流が流れ込んでくる。
南橋から下流方向
流れは見えないが鉄製と思われる蓋で覆われた暗渠が、自転車・バイク置き場になっている。
田中橋
田中橋からの下流方向
仙川からの助水
周辺人口増大に伴う流量減少を補う為、仙川からの助水が行われている。
「※ 現代のミステリー、川の流れの相関関係」参照。
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