玉川上水-10(玉川上水第二公園入口から代田橋)

 

地形図

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撮影マップ

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玉川上水第二公園(緑道)スタート

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緑道スタート地点の碑

この碑文は少し読みづらいので、テキストに起こしてみた。実際は縦書きだが、横書き文で掲載。

玉川上水の変遷

ここは玉川上水の跡地です
玉川上水は、江戸の人びとに飲料水を供給するため 今から三百年前当時で六千五百両の経費と一年間の歳月をかけて承応三年に完成したもので、西多摩郡羽村で多摩川の水を分流し、四谷大木戸の水門まで十里三十町(約四十二キロメートル)をはこぶ上水路でした
その流れは清く 水に移す桜の花の姿は美しく、長いあいだ江戸の人びとに親しまれ愛されてきました
昭和四十一年 水不足の東京へ利根川から水を引く送水管を埋設するため 区内ではその姿を消しました
杉並区では 往時を偲び 園内に小さな流れを造り しだれ桜を植えて 上水の面影をここにのこしました

昭和四十九年五月
杉並区

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玉川上水第二公園

連続している三つの公園(玉川上水第二、第三、永泉寺緑地。玉川上水公園を含めれば4つ)で、多分一番整備されている緑道だろう。
周囲より一段高くなっていて、その分日当たりも良く明るい感じ。花や緑も豊富。

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第二、第三が有って、第一が無い不思議さ。

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枯山水?と東屋

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玉川上水第三公園

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小菊橋

ここまで、周囲から一段高いところを通って来た緑道が、逆に周囲より少し低くなる。

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小菊橋からの下流方向

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春は桜が見事。

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玉川上水永泉寺緑地

ここから永福料金所迄の間、永泉寺緑地となる。
緑道左側にはお寺が林立しているのだが、不思議なことに永泉寺と言うお寺は無かった。私の見落としか?
第二、第三公園と比較して整備の手が入って居なく、やや低地と言うことも有ってなんとなく暗い感じ。

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首都高速4号新宿線永福PA

緑道はここで終了。

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徐々に甲州街道に収斂

この先玉川上水暗渠、と言うより朝霞浄水場からの巨大送水管は甲州街道脇の歩道の下を通る(筈)。
この先の歩道で道路工事が有って、何かと覗いたらガス管の工事だった。その下に送水管が埋設してあるはずだが?と聞いたら「そうだ」との返事だった。

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きわどいスペース

歩道の左側は築地本願寺和田堀廟所になっていて、2メートル程落ち込んでいる。右側は甲州街道で重い車が通行する。
その間の細い歩道の地下に、巨大送水管やガス管がおそらくひしめき合いながら通っているのだろう。このきわどいスペースが築地本願寺廟所入口辺りまで200メートル程続く。

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送水管埋設路

築地本願寺和田堀廟所駐車場フェンス超しに下流方向。廟所入口門を超えると、歩道から分かれて左側に土盛りが続く。如何にもこの下に巨大送水管が埋設されていると言った雰囲気。

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正面、明大泉キャンパス正門

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「塩硝蔵地跡」案内板

明大泉キャンパス正門手前にある案内板。
これによるとこの辺一帯(和泉キャンパス、和田倉廟所)、江戸幕府の塩硝蔵(弾薬などの貯蔵庫)だったが、明治維新後官軍に接収され、その弾薬は逆に幕府の残党である上野彰義隊や奥州諸般の平定に威力を発揮したらしい。

ここまで続いてきた盛り土風な水路敷は終了、おそらく地下に潜り明大正門前を抜ける。

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明大泉キャンパス正門前

甲州街道に架かる横断歩道橋の上から。
正面、駐輪場になっている下を送水管が通っていると思われる。右側に「玉川上水公園」と刻んだ石が有る。

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巨大送水管

送水管が唯一、姿を見せる現場。
京王井の頭線を跨ぐこの位置で、朝霞浄水場からの水を通す巨大送水管が顔を出す。下は見逃しがちだが上下2本の送水管が通っている。
朝霞浄水場からの送水管(上、2400mm)と玉川上水の管水路(下、1800mm)と、『変貌する玉川上水』恩田政行著には有る。しかし玉川上水は浅間橋で水を全て吸い上げられている筈なんだが。

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京王井の頭線

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玉川上水公園

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井の頭通脇の公園の端に、水門の模型のようなものがある。…と思っていたが実は実際に使われていたものだそうだ。

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和泉給水所水タンク

井の頭通を超えたところに、巨大な水タンクが2本見える。
玉川上水路の真上に設置されたもので、ここはかっての旧上水と玉川上水新水路との分岐点だったそうだ。

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甲州街道を和泉給水所脇に沿って歩く。

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和泉給水所裏側

当然立ち入り禁止だし、特に案内板もないが、おそらくこの辺が玉川上水の暗渠跡が有った筈。

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おそらくの、玉川上水暗渠道

それ(暗渠)らしい雰囲気のスペースが、甲州街道に収斂する形で近づく。

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完全に甲州街道に合流。この辺で甲州街道を超えている筈。

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玉川上水、開渠で顔を出す

甲州街道を超えた世田谷区大原2丁目、写真右側青いフェンスの間から 玉川上水は開渠として顔を出す。
代田橋駅前、甲州街道に架かる歩道橋の上から。

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今回ここまで

 

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