仙川-5(小田急線から野川合流)

 

仙川、小田急線から野川合流

小田急線成城学園駅脇を通り、仙川としては終焉となる野川への合流点まで。
この区間は、野川への合流は勿論だが、「>現代のミステリー、川の流れの相関関係」の中心施設、新打越橋の取水・浄化施設があり、丸子川(六郷用水)や大蔵三丁目公園の湧水などとも絡んで、武蔵野理解の点で中々見ごたえのある区間。途中、河床に上総層群の露呈も見られる。
「岡本三丁目の激坂」は、国分寺崖線を実感できる場所でもある。

 

地形図

クリック、拡大表示でご覧ください。

地形図-5.gif

 

撮影Map

クリックするととGooglemapと連動して表示されます。

>160703(仙川-photo2).jpg

 

    

 

小田急線をくぐる仙川

河床の段差

河床の段差はこの先も度々見られる。
国分寺崖線の縁沿いに、東京低地面を一貫して流れる野川と違い、崖線を切り裂く形で武蔵野台地から東京低地に流れ下る仙川は勾配もやや大きい。勾配のまま流さずに段差を設けるのは、それによって河床を極力水平に保つことで、急流緩和の機能を持たせる為だろう。

160703(仙川-30-2).jpg

 

下流側から

160703(仙川-31).jpg

160703(仙川-32).jpg

160703(仙川-33).jpg

160703(仙川-34).jpg

上下の写真、どちらも下流側からの撮影。

160703(仙川-35).jpg

 

    

 

東宝スタジオ

砧7丁目付近、仙川の左岸。

160703(仙川-36).jpg

 

石井戸橋

この先、世田谷通りや都道428などが複雑に交差、連続して3つの橋の下を流れる。近くには学校も多い。

160703(仙川-37).jpg

 

石井土橋手前から上流方向

写真仙川の右奥(左岸)に東宝スタジオ。

160703(仙川-38).jpg

 

石井土橋から下流方向

前方の橋は都道428に掛かる大蔵水道橋。

160703(仙川-39).jpg

 

世田谷大蔵大仏

世田谷通りの大蔵橋を超えた右岸に、大仏が立つ。

160703(仙川-40).jpg

 

国分寺崖線が近づいてきた

前方、東京都の住宅施設の奥、国分寺崖線のハケの森。

160703(仙川-41).jpg

 

国分寺崖線と大蔵三丁目公園の湧水

左側国分寺崖線の、ハケの森の縁を>大蔵三丁目公園からの湧水が流れ、水神橋から始まる丸子川の源流となる。

160703(仙川-42).jpg

 

大蔵三丁目公園湧水からの放出

僅かだが仙川への流れ込みが見られる。これは大蔵三丁目公園の湧水の一部がここで放出されているもの(下の写真)。

160703(仙川-43).jpg

 

大蔵三丁目公園から仙川に並行して流れてきた水の一部が、ここで直ぐ脇を流れる仙川に分水している。こんな僅かな水をあえて仙川に落とす意味が分からないのだが。

160703(仙川-44).jpg

 

中の橋からの、上流方向

ここでも河床の段差と、上総層群と思しきものが見られる。

160703(仙川-45).jpg

160703(仙川-47).jpg

 

東名高速道の下を流れる

160703(仙川-48).jpg

 


新打越橋と取水・浄化施設

東名高速のガードをくぐって最初の橋、新打越橋の脇に幾つかの川を結びつけるキーポイント的施設が有る。「仙川の浄化施設」と説明板に有るが、実はここは谷沢川(等々力渓谷)、谷戸川への給水施設でもある。
ここで仙川の水をくみ上げ、ポンプアップで国分寺崖線を登り、谷沢川の上流(この場所は確認していない)と、>砧公園で谷戸川に給水している。

 

160703(仙川-49).jpg

160703(仙川-50).jpg

 

 

取水口(右岸)

160703(仙川-51).jpg

上掲写真と同じ場所で、2013年9月撮影のもの。
堰で水嵩を上げ取水、下の放出口で量を調節している。

160703(仙川-51-2).jpg

 

左岸

160703(仙川-52).jpg

160703(仙川-53).jpg

 

 

上総層群

この辺、川底に上総層群の地層が見える。
上総層群東京の上総層群については、>こちら参照。

多摩川中流域(>昭島>宿河原)で大規模にみられるが、>神田川の下流部でも見ることが出来る。

160703(仙川-54-2).jpg

160703(仙川-54).jpg

 

氷川橋の下

橋の上に立っていたら下にコイが群がっていた。上総層群の景観と相まって、おそらく近隣の人がコイに餌をやっているのではないか。

160703(仙川-55).jpg

 

番外編、岡本三丁目の「激坂」昇り

西谷戸橋から真っすぐ国分寺崖線を上る激坂が有る。愛称「東京富士見坂」。斜度22%だそうだ。
東京にはもっと勾配のきつい坂は幾つか有って、自転車での登攀に命を懸ける「坂フェチ」の間でランク付けなどもされているようだ。例えば高輪の幻坂、麻布の鼠坂は勾配29%だと言う。しかしこの岡本三丁目の坂が激坂であることには間違いなく、坂フェチの間ではやはり有名なようだ。

今まで何回も、眺めるだけは眺めてきた坂だが、今回は自転車で来ていることもあり、一度登ってみようという気になった。
んで、実際に登ってみたのだが、ギヤさえ落とせば登って登れないこともなかった。前後で24段階の変速ギヤうち3のギヤで登った。ここまで落とせば比較的スムーズなペダリングだったが、ただやはりペダルを踏みこむ時、なんとなく前輪が浮き上がる感じがした。22%の勾配でこれだから29%だったらどうなるのだろう。後ろにのけ反ってしまうかも。

160703(仙川-57).jpg

 

東京富士見坂

登り切った坂の上から。確かに天気さえ良ければ富士山も見えるのだろう。

160703(仙川-59).jpg

 

台地の上の高台は、お決まりの高級住宅街。

160703(仙川-58).jpg

 

坂の脇の歩道には階段もついている。

160703(仙川-60).jpg

仙川に戻って

水神橋、丸子川スタート

かって、六郷用水(次大夫堀)が写真右から左に流れていた。その時仙川はここで六郷用水に取り込まれる形で、この先の下流部分は無かったようだ。
現在ここから写真左側に、かっての六郷用水の流路を丸子川としてスタートする。>こちら参照。

160703(仙川-61).jpg

160703(仙川-62).jpg

 

野川合流

前方、野川合流地点が見えてきた。ただ工事中のようだ。

160703(仙川-63).jpg

 

工事中の為、迂回しなければならない。

160703(仙川-64).jpg

160703(仙川-66).jpg

 

野川合流地点

大きく迂回して、野川の対岸から合流口を見る。

160703(仙川-67).jpg

 

野川の少し上流から

160703(仙川-68).jpg

 

更に上流から、二子玉川方向を見る。

160703(仙川-69).jpg

 

2013年9月撮影のもの

玉堤通りに掛かる鎌田橋。

160703(仙川-71).jpg

 

横断歩道協の上から、仙川を見る。

160703(仙川-72).jpg

160703(仙川-73).jpg

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://y-ok.com/mt-tb.cgi/426

コメントする

撮影機材 その他

INDEX

写真は縮小表示の為黒くつぶれている場合があります。 クリックして拡大表示でご覧下さい

武蔵野-Top page

舞台は武蔵野 - 全てはここに

「関東平野・武蔵野」私的覚書 - 鵜呑み厳禁


母なる川、多摩川の風景

御岳

多摩川上総層群

玉川上水

武蔵野の地形地質との折り合い、奇跡の43Km

野火止用水 - 知恵伊豆、最初からの本命?

六郷用水(次大夫堀)・丸子川

六郷用水-玉川上水より半世紀前に造られた23Km

丸子川支流-谷戸川

国分寺崖線

野川 - 武蔵野の湧水を集めて

仙川 - 野川最大の支流で水のミステリーの中心

深大寺周辺 - 国分寺崖線の奥座敷

中仙川緑道と入間川

谷戸川

矢沢川-九品仏川斬首で出来た等々力渓谷

国分寺崖線、終焉

立川崖線と青柳断層

ハケの清水と府中用水

残堀川

立川崖線終焉

南北崖線軸と山の手台地

皇居

渋谷と渋谷川

目黒川水系

神田川水系

呑川水系

石神井川水系

山の手台地 Others

武蔵野台地北縁

黒目川水系

水道道路(都会を貫く直線道路)

羽村山口軽便鉄道

多摩湖自転車道(東京で一番長い直線道路)

その他、水道道路

 

武蔵野から離れて

上高地

木曽路

その他