武蔵野台地の縁に建つ皇居 -3(北の丸公園、東御苑)

 

北の丸公園と東御苑

北の丸公園は一般公園として常時解放されている。
東御苑も無料で一般公開されているが、休苑日、時間規制があり、入苑、退苑時に「入園票」の受け渡しが必要。苑内でのアルコールも禁止。
詳しくは>宮内庁のホームページ参照。

 

地形図

クリック、拡大表示でご覧ください。

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撮影Map

クリックすると、Googlemapと連動して表示されます。

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北の丸公園

清水門

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清水門と山の手台地

清水門をくぐると直ぐに山の手台地の崖が迫る。写真は台地上から撮影。
他の門と違い、地面は舗装されていない。

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台地上からの牛ヶ淵

牛ヶ淵は東京低地、前方のビルと比較して手前の台地は、ビル3階か4階の高さは有ろうかと思われる。

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吉田茂銅像

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武道館

北の丸の象徴的建物

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芝生広場

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西側(千鳥ヶ淵側)の高台

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石のテーブルなどが有る。柵の外は千鳥ヶ淵

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北の丸の紅葉

今年(2015年)の紅葉はどこもお、いつも程には鮮やかさに欠けるようだ。「急な寒さが無かったせいだろう」と植木屋さんも言っていた。

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皇居側から鍛冶町通りを挟んで、北の丸公園方向

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東御苑

北桔橋門

北の丸公園から鍛冶町通りを渡り、東御苑に入る。
御苑への入・退出口は3つ(大手門、平川門、北桔橋門)、写真は北桔橋門(きたはねばしもん)。桔橋とはいざと言う時跳ね上げて敵の侵入を防ぐ橋。乾通りと東御苑を繋いでいる西桔橋も同じ。

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本丸エリア

天守台

北桔橋門をくぐると直ぐ目の前に天守台が見える。天守閣は明暦の大火 (1657年) で焼失、その後再建されないままに来ている。
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天守台からの本丸エリア

本丸エリアは山の手台地上に広がっている。今芝生広場になっているこの地に、かって江戸城の中枢的建物が林立していた。

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西桔橋に続く通路

>乾通りから>西桔橋を渡って上ってくるとここにでる。
この先は立ち入り禁止

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石室

何に使っていたのか? 広さはさほどではない。2、3畳位か。

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富士見多門

「多聞」とは、防御をかねて石垣の上に設けられた長屋造りの倉庫のこと。反対側の乾通りからの眺めは>こちら

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松の廊下跡

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伏見櫓

二重橋からの眺めでおなじみの伏見櫓。
明暦の大火 (1657年) で天守閣を焼失した後、ここが天守閣代わりtに使われていたそうだ。
反対側の乾通りから見た伏見櫓は>こちら

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東御苑の南側から、天守台方向

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山の手台地上からの二の丸、三の丸

本丸エリアの>最高地点に展望台がある。山の手台地の縁に当たる。石垣を境に左側は山の手台地、右側は東京低地。
濠は白鳥濠。その右側は二の丸雑木林。
 

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山の手台地上からの三の丸方向

中央右側の建物は、百人番所。この高さの差が、山の手台地と東京低地の高低差。

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本丸エリア東側

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潮見坂から白鳥濠、三の丸方向

潮見坂は武蔵野台地上の本丸エリアと、東京低地の二の丸エリアを繋ぐ坂。
上掲展望台は正面、張り出した石垣の上、先端。

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梅林坂

梅林坂も本丸エリアと二の丸エリアを繋ぐ坂の一つ。

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梅林坂を降りたところ

写真右に行くと二の丸エリアを通って三の丸エリアに行く。
左側には平川門。

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平川門(櫓門)

江戸城(皇居)の門はほとんど例外なく「桝形門」の形をなしている。桝形門とは城の入り口の形式の一つで。城門の内側にL 字形の城壁を設けている。曲輪内にはいるのに二つの門を通るようにしたもので必ずカギの手に曲がって出入りする。侵入して来た敵が直進出来ず、又桝形の中の敵を門の櫓から弓矢・鉄砲などで狙い撃つ構造。外には高麗門,内には櫓門が設けられる。

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帯曲輪門

平川門に隣接している門だが公開されていない。この門から清水濠と平川濠を分ける形で土手が伸び、かっての竹橋門に繋がる。

 

不浄門

帯曲輪門は「不浄門」と呼ばれる。不浄門とは罪人や死人、或いは城内の糞尿などを通す門を言う。
罪人で言うと、忠臣蔵の浅野内匠頭、江島事件の奥女中江島がこの門を通って城外に出されたと言われている。

私も最初、当然のことながら帯曲輪門=不浄門だと思っていた。平川門は奥女中の通用口でも有り、まして御三卿の出入り口であるとのことから、その同じ門を糞尿運搬に共用するとは考えられず、別途その為の不浄門を必要としていたのだろう、と。
しかしどうもそれは間違いだったらしい。と言うのは、「享保年間江戸城絵図(東京都立中央図書館蔵)」には、現在の帯曲輪門の記載は無く、平川門から堀への石垣が有って、ここから船に乗ったらしい(西ヶ谷恭弘氏説)。
内匠頭の家来が平川門へ来て見送ったとの説とも合致するし、糞尿が当時貴重な肥料として船で運ばれたこととも符合する。
つまり松の廊下刃傷の頃、不浄門とは平川門全体をさして言ったのだと、西ヶ谷恭弘氏は述べている訳だ。

ただその後の絵図には帯曲輪門と、竹橋門に続く通路が書かれたものも有り、その通路部分に「病人カゴ此口ヨリ出ル」との書き込みも有ることから、いつの頃かは分からないまでも、不浄門としての帯曲輪門が増築されたのも事実なのだろうし、今は帯曲輪門を指して不浄門と呼んで間違いはないのだろう。

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平川門の高麗門

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平川橋

皇居唯一の木橋で、橋は作りかえられても橋柱の擬宝珠はそのまま受け継がれているらしい。
一番手前左側の擬宝珠が一番古く、「慶長拾九年 寅申 八月吉日 御大工 椎名伊与」の銘が刻まれていて、貴重なもののようだ。

※ 和田倉橋は欄干が木造だが橋(歩く部分)はそうでない。

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平川橋から竹橋を望む

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平川門、帯曲輪門、竹橋門に続く通路などの位置関係が分かりづらいので、Google先生の助けを借りて、航空写真を掲載。

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二の丸雑木林の紅葉

都会のど真ん中に広がる雑木林。四季を通じて趣が有る。

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諏訪の茶屋

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欅の下の休憩所

欅の根元にはリング状にベンチ。

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二の丸日本庭園

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日本庭園を後に

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白鳥濠の石垣

石垣の上は山の手台地、石垣の手前は東京低地。
東御苑最高地点でもあり、展望台は中央石垣の突端。

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三の丸エリア

前方、百人番所。

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中の門

三の丸から本丸エリアに。右側に大番所。

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大番所

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東京低地にある三の丸から、山の手台地上の本丸に上る坂。

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同心番所

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三の丸尚蔵館

大手門を入って直ぐの所にある。
皇室御物の保管・修復、及び展示もしている。入館無料。展示場は広くないので少しづつ順に展示している。

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大手門

東御苑、3つの入・退苑口の一つ、大手門。かっての江戸城正門だっただろう。

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大手門天井

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