No.78でも述べたように、特に議院内閣制を採る日本において、民主集中制は国民に責任を負う政党として、本来必要不可欠な組織原則であり、元々そこに何の問題も無い筈なのです。
「『民主』的な過程を経て決定し、多数で決まったことは『集中』して実践する。異なる意見は保留出来る」。こんなことは規律の程度に差こそあれ、中学校の生徒会でも認められていることで、まして近代政党としては当たり前のことです。
だからこそ自民党なども、時に派閥抗争が激化して世論の批判を浴びた時など、「共産党の民主集中制が羨ましい」とのホンネが出るのです。
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