2010年12月アーカイブ

社会主義体制以外の選択

社会主義を否定している人、反共主義の人は大勢います。社会主義を認めている人よりも今の所はるかに多いでしょう、残念ながら。
しかし、「マルクスは死んだ」「マルクスは古い」と言われ続けて久しい訳で、マルクスの社会主義理論は、いまだになお繰り返し否定され、「死に」続けています。つまり依然として無視出来ないし、「死に切れていない」と言えます。
社会主義を否定することは勿論自由です。しかしそういう人に聞きたいと思うのは、では資本主義の将来についてどう考えているか、と言うことです。

日本の(或いは世界のでも良いですが)未来について、その選択肢は、社会主義を含めて次の3つしか無い筈です(その他に有るとしたら、どなたでも提示して下さい)。

  1. 資本主義がこのまま未来永劫続く。
  2. 社会主義に移行する。
  3. 資本主義、社会主義のどちらでもない、第三の体制を想定する。

ロシアの洞窟から見つかった4万年程前の、謎の人類「デニソワ人」がネアンデルタール人の姉妹種とわかった―― (ドイツ、マックス・プランク進化人類学研究所のスバンテ・ペーポ博士達の国際研究グループが、23日発行の「ネイチャー」に発表)。

2008年、西シベリア南部、アルタイ山脈に有るデニソワ洞窟で発見された人類の小指の先端部の骨。博士達はその骨からミトコンドリアDNAを抽出・解析。
当時、この地域に居た現生人類、ネアンデルタール人の双方とも違う人類であることを突き止めた。
その後核のDNAの抽出・解析にも成功。その結果、デニソワ人は64万年前頃にネアンデルタール人と分かれたことが判明。
研究グループは、両者の共通祖先がユーラシア大陸の東と西で、デニソワ人とネアンデルタール人に進化した可能性が有るとみている。

又、解析結果を地球上のさまざまな地域にすむ現生人類と比較した結果、ニューギニアなどメラネシアの人々と僅かながら共通する部分を持っていた。
研究グループは、6万年程前にアフリカを出て地球上に広がった現生人類の一部がデニソワ人と混血し、その人々がメラネシアへ移動したのではないかと考えている。

同じ地層から見つかった上顎の臼歯は、デニソワ人と確認されたが、小指の骨とは別人のものと判明。

 

このアーカイブについて

このページには、2010年12月に書かれたブログ記事が新しい順に公開されています。

前のアーカイブは2010年11月です。

次のアーカイブは2011年1月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。