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「アルディ」の意義

>今回の発表から言えるのは
・アルディピテクスはかなり古い時代に、恐らく森林の中で、かなり高度な二足歩行を既に獲得していた
・二足歩行への進化が地溝帯でのみ起こったとはいえない
という事くらいなのでは?

事実としては概ねその辺なんでしょうが、問題はその事実から何を汲み取るか、と言うことなんでしょうね。それは何に着目するか、と、認識の深さによって違ってくるのでしょうけど。
アウストラロピテクスとの系統関係は兎も角、私の関心の範囲で言えば、今回の発表の意義は一言で言って「サバンナ説、イーストサイド・ストーリーに引導を渡した」ことだと思っています。

直立2足歩行の契機

>復元されたアルディピテクス・ラミダスの体型は,
樹上ぶら下がり行動(ブランキエーション)にも適応しているように見えます
現生の森林棲の大型類人猿も程度の差こそあれ全てが二足歩行しますし,
やはり,樹上生活に対する高度な適応が二足歩行への前適応となったのだと思いますよ

いわゆる「サバンナ説」、「イーストサイド・ストーリー(以下、ストーリー)」の破綻は、440万年前と推定される、アルディピテクスの棲息年代による訳ですよね。
その当時、アフリカにサバンナは未だ開けていなかった。これだけでストーリーの破綻は確定です。この辺の地質学的知識についてはバナナさんが詳しいかも知れません。
事実、アルディはサバンナで無く森の中で棲息していたとされています。

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